沿線さんぽ

平群町の玄関駅から
歴史スポットを探索

歴史深い平群町では「へぐり時代祭り」を開催! 周辺の見どころと一緒に楽しんでね。

町政施行40周年記念 へぐり時代祭り

平群にゆかりある歴史上の人物による「時代行列」や、「道の駅うまいもの市」「平群グルメ街」「にぎわい市」ほか、子ども屋台や大道芸などイベント多数開催!

平群駅

大正15年開業。1日の乗降者数は約3600人で、独特な板壁を持つ駅舎は平群町の文化財。

三里古墳

6世紀後半の築造で、石棚のある特異な横穴式石室は、和歌山県紀ノ川流域に多く見られることから、紀氏との関係が指摘されている。昭和50年の発掘調査では、豪華な馬具など多数の埋葬品が出土。

紀氏神社

豪族の紀氏もしくは平群氏の末裔である紀船守が、祖の平群木菟宿禰を祀った式内社。盆と正月、10月の祭りには、約130基の箱灯籠が境内に灯る。

【長屋王と 夫人・吉備内親王の墓】

謀反の罪で自害させられた2人の正確な墓の場所は明らかではないが、江戸時代に梨本(平群町)にある塚だという記録が残されている。長屋王の変のあと、平群の人々が手厚く葬ったのではないかと言われている。
長屋王邸の遺跡から「平群廣足」や「平群廣成」と書かれた木簡が見つかり、平群氏との深い関係が感じられる。

つぼり山古墳

住宅地の中にある20m前後の円墳または方墳。2つの石館が残り、7世紀初めの築造とされる。

白山神社

白山神社周辺が福貴寺の跡で、道詮律師の隠居寺として栄え、盛時には60坊を数えたという。境内奥には道詮律師の供養塔が祀られている。

道詮律師の墓

道詮律師
空海とも親交が深く、法隆寺の夢殿の再興に努めた高僧。福貴(平群町)に隠居し、福貴寺を建立したが、その後も法隆寺に通い仏教に尽力したことから「福貴の道詮さん」と呼ばれ慕われたという。

珈琲 岡田屋

なぜかドリンクを頼むとホットケーキが付いてくる喫茶店。しかも銅板で1枚ずつ焼き立て。アンティーク調の独特な店内は分煙もしっかり、ゆったり過ごせるよ。※ドリンクにホットケーキが付くのは12:00~17:00
Tel/0745-45-7510
営/9:00〜18:00
休/日曜日

*この記事は2011年に取材した内容です