沿線さんぽ

千石橋

① 下市口駅

駅名に下市とあるが、所在地は大淀町。駅前のバスターミナルからは、洞川温泉やみたらい渓谷、天河大弁財天社、広橋梅林方面へのバスが発着する

② 弥助ストアー

駅開業時からある売店。店名が気になり聞いてみると、なんと鮎ずしで有名な吉野下市「つるべずし弥助」の系列店だった。
TEL/0747-52-2647
営業/7:30~19:30
休/不定休

③ 八幡神社

桧垣本猿楽
室町時代、大淀町の桧垣本を根拠地とした猿楽の一座があった。面打ちの桧垣本七郎、笛の彦四郎、太鼓の国忠・国広親子など優れた猿楽者を輩出し、後に観世の名跡を得て江戸に進出したが、時代とともに忘れられた存在になった。近年、能楽のお囃子のルーツとして再び脚光を浴び、町では「桧垣本猿楽」を文化財産として後世に継承するため、「ちびっこ桧垣本座」など様々な取り組みを行っている。

④ 千石橋

橋を越えれば下市町。昔、下市は吉野郡最大の商都であり、この橋はかけがえのない交通の要衝だった。

⑤ 桧の渡し跡

吉野川三渡しの一つといわれる「桧の渡し」の跡をしるす石碑。

⑥ 吉の川湧水

吉野川に面した山からの湧水をポンプで汲み上げている。ほとんど空気に触れていない湧水が飲めるとあって、他府県から訪れる人も。

⑦ 梅川

旅館、すし屋を経て現在の食堂に。安くてボリュームのある麺・丼物などが揃うほか、すしメニューも充実。定食やセットが人気。
TEL/0747-52-2020
営/12:00~19:00
休/不定休

*写真はバッテラ
「こんなバッテラ見たことない」と県外からも注文がくるオリジナル品。見かけは棒ずしだけど、酢飯部分が海苔巻きに。

⑧ たこ焼き 壱っちゃん

障害者に就労機会を提供しているNPO法人吉野コスモス会「壱陽館」運営のたこ焼き屋さん。京料理の「だし」素材を使用した「京風ソース」が自慢。
TEL/0747-53-0909
営業/11:00~18:00
休/日曜

*この記事は2009年に取材した内容です